弁護士コラム

◇モラルハラスメントを原因として離婚の成立が認められた事例

【相談内容】(50代 女性)
 結婚して20年になりますが、結婚当初から夫からの暴言に悩まされていきました。また、夫から行動をすべて監視されており、窮屈な思いをして生活しています。今年子どもが成人しましたので、夫と離婚して新しい生活を始めたいと思っています。離婚できるでしょうか。
【解決内容】
 ご相談内容は典型的なモラルハラスメントの事例ですが、まずはモラルハラスメントを受けたことに関する証拠をどれだけ収集できるかということが問題になります。すなわち、モラルハラスメントは、極めて家庭内の出来事であり、相手方から否定されてしまうとなかなか立証することが難しいということがいえます。そのため、モラルハラスメントを受けたことについて、例えば日記を日常的に記載していることや暴言を録音していることなどの証拠を収集する必要があります。
 次に、離婚の話し合いを進めるためには、別居することが前提になります。しかし、経済的な問題から別居が難しいということもありますので、別居後に相手方から婚姻費用を受けながら生活できる程度の経済的な準備が必要になります。
 ご依頼者様は、夫婦の預貯金を抑えていたことや定職についていたため、経済的な問題なく別居をすることになりました。その後、モラルハラスメントを原因として離婚協議を開始しましたが、相手方はなかなかモラルハラスメントの事実を認めようとしませんでした。そのため、離婚調停から離婚訴訟に移行し、日記や録音などの証拠に基づき離婚が成立することになりました。
当事務所は、福岡を本店とし、九州トップクラスの離婚取扱件数を誇る弁護士法人です。熊本・八代・天草・玉名・宇城・荒尾にお住まいで、離婚、親権、養育費、財産分与などでお悩みの方は、一度当事務所の無料相談をご利用ください。

2018.08.28

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