弁護士コラム

2017.01.23

93 建物の無償使用

相続人が被相続人の建物を無償で使用していた場合には、賃料相当額が特別受益に当たりませんか、というご相談を受けます。例えば、相続人の一人が被相続人名義の家に30年間無償で住んでいた場合に、30年分の家賃相当分を特別受益として考慮すべきではないかということです。

この建物の無償使用については、賃料相当額が特別受益に当たらないと考えられています。

なぜなら、被相続人の意思として遺産の前渡しというものではなく恩恵的に無償使用を認めていると考えられることや賃料相当額を特別受益とするならば多額の特別受益を受けたことになり妥当でないからです。

当事務所は、福岡を本店とし、九州トップクラスの相続取扱件数を誇る弁護士法人です。熊本・八代・天草・玉名・宇城・荒尾にお住まいで、相続(遺産分割)・遺言・遺留分・相続税などでお悩みの方は、一度当事務所の無料相談をご利用ください。

 

投稿者: 弁護士法人菰田法律事務所

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