弁護士コラム

2017.01.19

57 素因減額

素因減額とは、損害の発生や拡大について被害者がもともと持っていたうつ病やヘルニアなどの精神的・身体的性質が影響した場合に、その被害者の素因を考慮に入れて損害額を減額することを指します。素因減額については、過失相殺と異なり、法律上の定めはありませんが、損害の公平な分担という観点では、過失相殺と異なるものではないことから、判例上も認められています。

もっとも、被害者側のすべての素因が素因減額の対象となるものではなく、判例上、身体的な素因については、かかる素因(身体的特徴)が疾患に当たらない場合には、特段の事情が無い限り素因減額は認められないとされています。

素因減額についても、過失相殺と同様に、被害者側の素因が損害発生に寄与した割合が損害額から減額されることになります。

当事務所は、福岡を本店とし、多数の交通事故案件を扱う弁護士法人です。熊本・八代・天草・玉名・宇城・荒尾にお住まいで、交通事故でお悩みの方は、一度当事務所の無料相談をご利用ください。

 

投稿者: 弁護士法人菰田法律事務所

受付時間 9:00~20:00 / 定休日 土曜・日曜・祝日

〒 860-0801
熊本市中央区安政町3-16 熊本センタービル7階

  • 096-356-7000
  • お気軽にお問い合わせください メールでのお問い合わせ
  • 096-356-7000
  • お気軽にお問い合わせください メールでのお問い合わせ