弁護士コラム

2017.05.26

◆相手方が「既婚者であることを知らなかった」と主張したケース

◆相手方が「既婚者であることを知らなかった」と主張したケース

【ご依頼内容】40代、女性

夫が不貞をしており、相手方に慰謝料の請求をしたところ、「既婚者であることを知らなかったので、慰謝料をお支払いできません」と主張されました。未だに交際を継続しているようですが、このような主張は通るものなのでしょうか。

【解決内容】

相手方が既婚者であることを知らなかった場合は、慰謝料の支払い義務を負いません。ただし、既婚者であることを知ってからも関係を継続した場合は、当然に慰謝料の支払い義務を負います。

相手方は既婚者であることを当初は知らなかったが、知ってからも交際を継続しているとのことです。したがって、当初知らなかったという理由では慰謝料の支払い義務を免れませんので、相手方は慰謝料の支払い義務を負うことになります。

相手方と交渉をした結果、相手方から今後交際しない旨の誓約を得たうえ適切な慰謝料の支払いを受けることで示談が成立しました。

当事務所は、福岡を本店とし、九州トップクラスの離婚取扱件数を誇る弁護士法人です。熊本・八代・天草・玉名・宇城・荒尾にお住まいで、離婚、親権、養育費、財産分与などでお悩みの方は、一度当事務所の無料相談をご利用ください。

 

投稿者: 弁護士法人菰田法律事務所

2017.05.26

◆不貞相手が「夫婦関係がうまくいっていなかったと思っていました」と主張したケース

【ご依頼内容】30代、女性

夫が不貞し、相手方女性に慰謝料を請求したところ、相手方が「夫婦関係がうまくいっていないと聞いていましたので、慰謝料をお支払いする義務はありません」と主張してきています。夫も夫婦関係がうまくいっていないと嘘をついていたようですが、このような主張は通るものなのでしょうか。

【解決内容】

不貞行為時に夫婦関係が既に破綻していると過失なく信じていた場合には、相手方には慰謝料の支払い義務はないと考えられています。この場合には、相手方には夫婦関係を破綻させる意思や過失が認められず、相手方に慰謝料を支払わせる責任をわせることができないからです。

ここで、夫婦関係の破たんを過失なく信じたというためには、夫の言い分を一方的に信じたというだけでは足りず、様々な調査を尽くした結果夫婦関係が破綻していたと信じたという事情が必要になります。

相手方は、夫の言い分を一方的に信じたにすぎず、夫婦関係が破綻したことについて過失なく信じたとまでは言えない事案です。相手方にもこのような主張を展開し、適切な慰謝料を取得することができました。

当事務所は、福岡を本店とし、九州トップクラスの離婚取扱件数を誇る弁護士法人です。熊本・八代・天草・玉名・宇城・荒尾にお住まいで、離婚、親権、養育費、財産分与などでお悩みの方は、一度当事務所の無料相談をご利用ください。

 

投稿者: 弁護士法人菰田法律事務所

2017.05.26

◆既婚者である女性の手をつないで歩いているところを女性の配偶者に目撃されたときに、慰謝料の支払いを免れた事例

◆既婚者である女性の手をつないで歩いているところを女性の配偶者に目撃されたときに、慰謝料の支払いを免れた事例

【ご依頼内容】30代、男性

既婚者である女性と飲みに行った帰りに手をつないで歩いてしまったのですが、相手方の配偶者に目撃されてしまい、慰謝料を請求されています。手をつないだだけでそれ以上のことはないのですが、慰謝料を支払わなければいけないのでしょうか。

【解決内容】

異性関係において慰謝料の支払い義務が生じるのは、原則として不貞行為があったかということが重要になります。不貞行為とは、配偶者以外の異性と自分の意思で肉体関係を持つことを指しますが、今回は不貞行為があったとみなされるかが問題になりました。

確かに、手をつないだ行為は、不貞があったと推認される一つの証拠になりますが、それだけで不貞があったとまでは言えません。依頼者様も、はずみで手をつないだだけで不貞行為は一切ないとのことです。

相手方からは依頼者様が不貞行為をしたとして慰謝料の支払い請求訴訟を提起されましたが、裁判所は手をつないで歩いているだけでは不貞行為の立証に足りないとして請求を認めませんでした。

当事務所は、福岡を本店とし、九州トップクラスの離婚取扱件数を誇る弁護士法人です。熊本・八代・天草・玉名・宇城・荒尾にお住まいで、離婚、親権、養育費、財産分与などでお悩みの方は、一度当事務所の無料相談をご利用ください。

 

 

投稿者: 弁護士法人菰田法律事務所

2017.01.18

86 「慰謝料の金額に納得できません」

慰謝料の相場についてご相談を受けることが多くあり、その場で相場についてご説明すると納得できないという意見をよく受けます。

慰謝料とは、精神的な損害ですので人によって様々です。そのため、慰謝料の相場というものも、どうしてそのような金額であるかという合理的な説明は難しいと言えます。

ただし、裁判所においては慰謝料の金額を決定しなければなりませんが、精神的苦痛の程度は算定が困難ですのである程度画一化する必要があります。そのため、慰謝料の相場が決定されていると言えますし、金額についてもあまりにも多額にはできないという事情があると思われます。

当事務所は、福岡を本店とし、九州トップクラスの離婚取扱件数を誇る弁護士法人です。熊本・八代・天草・玉名・宇城・荒尾にお住まいで、離婚、親権、養育費、財産分与などでお悩みの方は、一度当事務所の無料相談をご利用ください。

 

投稿者: 弁護士法人菰田法律事務所

2017.01.18

85 離婚に至らせた不貞の第三者に対する慰謝料請求

第三者が不貞行為によって婚姻関係を破綻させた場合は、配偶者のみならず第三者に対しても慰謝料請求をすることができます。この場合も、配偶者に対する慰謝料請求の相場と同様に、200万円から300万円とするケースが多く見受けられます。

なお、配偶者と第三者に対し同時に慰謝料請求することに加え、最初に配偶者に対し請求し、その後、第三者に対して請求することも可能です。

もっとも、配偶者と第三者の両者に慰謝料を請求する場合は、両者を合わせた金額として200万円から300万円とするケースが多く見受けられます。したがって、最初に配偶者から200万円から300万円の慰謝料の支払いを受けた場合には、後日第三者に請求したとしても、慰謝料請求が認められない可能性もあるため注意が必要です。

当事務所は、福岡を本店とし、九州トップクラスの離婚取扱件数を誇る弁護士法人です。熊本・八代・天草・玉名・宇城・荒尾にお住まいで、離婚、親権、養育費、財産分与などでお悩みの方は、一度当事務所の無料相談をご利用ください。

 

 

投稿者: 弁護士法人菰田法律事務所

2017.01.18

84 婚姻関係破綻後の慰謝料請求

不貞の慰謝料は、平穏な婚姻関係を破綻に至らせたことに対する精神的苦痛を填補するためのものです。したがって、不貞時にすでに婚姻関係が破綻していた場合は、不貞行為と婚姻関係の破綻との間に因果関係が認められないため、不貞の慰謝料請求権が発生しないことになります。

婚姻関係が破綻していたか否かについては、別居していたか否かが一つの重要な判断基準になります。別居自体はしていないものの、いわゆる家庭内別居の状態である場合には、慰謝料が認められない可能性もありますが、家庭内別居の状態であると立証することは通常困難であるため、慰謝料の支払い義務が認められるのが通常です。

当事務所は、福岡を本店とし、九州トップクラスの離婚取扱件数を誇る弁護士法人です。熊本・八代・天草・玉名・宇城・荒尾にお住まいで、離婚、親権、養育費、財産分与などでお悩みの方は、一度当事務所の無料相談をご利用ください。

 

 

投稿者: 弁護士法人菰田法律事務所

2017.01.18

83 不貞の慰謝料金額

不貞の慰謝料金額は、離婚したかどうか、婚姻期間に比較して不貞期間が長期に及ぶか、子がいるかなど、様々な事情を考慮に入れて決定されます。

また、配偶者が不貞行為を行った原因として、慰謝料請求権者に一定の落ち度(性交渉の拒否等)が認められる場合には、慰謝料は減額される傾向にあります。反対に、以前も不貞をしており、もう二度としないと誓約していたにもかかわらず約束を反故にし、不貞行為を行った場合や、不貞が明らかに認められるにも関わらず、不貞の事実を否認している場合には、慰謝料が増額される傾向にあります。

慰謝料の金額については、明確な基準があるわけではありませんが、相場としては、離婚する場合には200万円から300万円とするケースが多く見受けられます。

当事務所は、福岡を本店とし、九州トップクラスの離婚取扱件数を誇る弁護士法人です。熊本・八代・天草・玉名・宇城・荒尾にお住まいで、離婚、親権、養育費、財産分与などでお悩みの方は、一度当事務所の無料相談をご利用ください。

 

 

投稿者: 弁護士法人菰田法律事務所

2017.01.18

82 不貞の慰謝料請求(総論)

離婚慰謝料の請求の中でも、配偶者の不貞に基づく慰謝料請求に関する相談を一番多く受けます。

不貞とは、配偶者以外の異性との間で肉体関係を持つことを指します。したがって、配偶者以外の者とキスをしたり私的なメールをすることは不貞には当たりません。ただし、配偶者とキスをしたり私的なメールをすることであっても、これを原因として婚姻関係が破綻したと証拠上認められる場合は、当該行為を行った配偶者には、慰謝料の支払い義務が発生します。もっとも、肉体関係にまで至っていない場合には、不貞行為の場合と比べて認められる慰謝料金額は低額になるのが通常です。

当事務所は、福岡を本店とし、九州トップクラスの離婚取扱件数を誇る弁護士法人です。熊本・八代・天草・玉名・宇城・荒尾にお住まいで、離婚、親権、養育費、財産分与などでお悩みの方は、一度当事務所の無料相談をご利用ください。

 

 

投稿者: 弁護士法人菰田法律事務所

2017.01.18

81 慰謝料が認められないケース

慰謝料が認められない主なケースは、以下のようなものです。

①不貞や暴力が証拠上認められない場合

不貞や暴力の事実があったとしても、相手方がその事実を否定した場合、通常、不貞や暴力の証拠が無い場合には裁判所としては、当該事実を認定することができないと判断し、慰謝料請求が認められないことになります。

②慰謝料を請求する側にも不貞や暴力などの有責性が認められる場合

もっとも、請求する側の有責性の程度が低い場合には、減額はされるものの、慰謝料請求自体は認められることもあります。

③不貞行為の以前に婚姻関係が破綻していた場合

この場合、不貞行為によって婚姻関係が破綻したという因果関係がないため、慰謝料請求は認められないことになります。

当事務所は、福岡を本店とし、九州トップクラスの離婚取扱件数を誇る弁護士法人です。熊本・八代・天草・玉名・宇城・荒尾にお住まいで、離婚、親権、養育費、財産分与などでお悩みの方は、一度当事務所の無料相談をご利用ください。

 

 

投稿者: 弁護士法人菰田法律事務所

2017.01.18

80 慰謝料が認められるケース

慰謝料が認められる主なケースは、以下のようなものです。

①配偶者が不貞をした場合

不貞の回数や期間等によって慰謝料の金額が判断されることになります。

②配偶者から暴力を受けた場合

暴力の回数や頻度、暴力によりケガを負った場合、傷害の程度などによって慰謝料の金額が判断されます。

③配偶者から性交渉を拒絶された場合

いかなる場合にも慰謝料請求が認められるというものではなく、性交渉の拒否に正当な理由がある場合には、慰謝料の請求は認められません。

当事務所は、福岡を本店とし、九州トップクラスの離婚取扱件数を誇る弁護士法人です。熊本・八代・天草・玉名・宇城・荒尾にお住まいで、離婚、親権、養育費、財産分与などでお悩みの方は、一度当事務所の無料相談をご利用ください。

 

 

投稿者: 弁護士法人菰田法律事務所

1 2

受付時間 9:00~20:00 / 定休日 土曜・日曜・祝日

〒 860-0801
熊本市中央区安政町3-16 熊本センタービル7階

  • 096-356-7000
  • お気軽にお問い合わせください メールでのお問い合わせ
  • 096-356-7000
  • お気軽にお問い合わせください メールでのお問い合わせ